2012年2月28日火曜日

weber - comScoreレポート:モバイル環境でかつて先行した日本、スマートフォンの普及率は最低レベル

目下、スマフォ業界のドッグイヤーを体験中。
下記techwaveの記事を引用して、ちょっと思うところを書きます。
で述べられているのは、日本のスマフォ浸透率が低いということ。

【スマフォの普及はまだまだ?】

ここ最近Androidユーザーが増えたといってもまだまだガラケーユーザーはいるということなのです。
といっても、一年前と比べたら、電車の中でみるスマフォユーザーの数は増えたし、アプリも良いものが増えたような気がするので、意外と普及しているんじゃない?というのが僕の感覚。

しかし、よくよく考えてみるとiphoneといえば、SB=つながらない。auもでたけど割高。
そしてAndroidといえば、外国サービス=使い辛い
といった感じで、なかなか普及していないのではないでしょうか。
数字をみれば一目瞭然ですけどね(笑

【Android = 外国】

外国といっても一昔前の外国をイメージしてほしい。
サービス◎な日本にたいして、サービス△な外国というイメージ。

iphoneのユーザーインターフェイスはapple側である程度のテンプレートは提供しているので、
(それが良いユーザーインターフェースかどうかは皆さんで判断してほしいのですが)
ある程度の動作は保証されています。

しかし、Androidとなると、全くのサポート無し。アプリ開発者が右も左も分からない中で、思いのママに作っている状況です。だから各アプリ間で統一感も無いし、使い方もまちまちとなっています。ユーザーはアプリをDLするごとに使い方を学ばなくてはならないのです。

これが、android=外国たるゆえんです。
自国自賛ですが、日本のサービスは気配りが最高です。
外国のサービスに気配りはそうそうありません。(もちろんあるところもあると思いますがその会社は超有名でしょう)

日本人は、Androidを触った時に、「サービスがなってないな」と感じるはずです。
なにせ、普段触れているサービスに求める完成度が並外れて高いため、おちたり、動作が不安定なものにたいしては、そもそも製品として認めないのです。

例えるなら、いつもだっこされて散歩している子供が、いつもと違って歩かされてだだをこねている状態なのが日本人です。歩いた方がいろいろ見て回れて楽しいにも関わらずです。

【有料アプリも売れてほしいな】

アプリを提供していた身としては、日本人のスマフォに対するリテラシーは低いといわざるを得ません。ただ、これは制作側の怠慢でしょう。

何も知らずに使えるものを提供してこそ意味があるのです。
ただ、その場合は有料で売りつければ良いのです。

ここからは、完全に個人的な思いですが、良いものにはお金を払うべきです。
そもそも、何か新しいものを手に入れて、その使い方を学ぶとき、無料のもの程「使い方を学ぶモチベーション」が低い気がします。無料のものに時間を取られるのは嫌なのです。

逆に1万円も払えば、確実にそれをモノにしたいと思います。
それが150円、85円でも同じです。
少しでもお金を払うことで、こいつを使いこなさなくてはというモチベーションがあがります。

アプリを0円で提供することは、もちろんユーザーにとってプラスです。
しかし、その中で広告がでたりすることでUXが下がってしまうのでは、本末転倒です。

逆に有料で提供しているアプリを定期的に利用しているユーザーがDLよりかなーり少ない所は、「安い値段だから」といって、問題点を改善しないままアプリを放置しないで頂きたい。
アプリ業界にかなりマイナスに影響しているので。。


'via Blog this'